大好きな木材を使ってつくる家を
長持ちさせたい。
お客様に快適で、さらに健康でいられる
空間を提供したい。
エアコンだけに頼らない自然エネルギーを
使った家づくりに取り組みたい。
仕様に制限が多い“フランチャイズ”
ではなく、設計も素材も今のまま、
自分たちらしい家づくりがしたい
耐久性を考えたシンプルな構造と
パッシブデザインで、
地球環境に貢献できる家づくりがしたい
「木の家」が大好きという
同じ想いを持つ工務店と繋がり
様々な刺激を受けたい
エアサイクルチェーンとは、そんな、
より良い家づくりを目指したい
工務店様をサポートするために、
フクビ化学工業株式会社が運営する全国の工務店様によるネットワークです。
エアサイクルチェーン本部が
全国の地域加盟店様とつながり、
また全国の登録工務店をつなげる
ネットワークです。
エアサイクルチェーン本部では、公式WEBサイトの運営と、加盟・登録工務店様の技術力を高め、会員様同士の情報交換などを活発にするための研修会・交流会などの開催や技術情報の配信など、きめ細かくサポートを行っています。
地域加盟店とは、エアサイクル専用部材の販売代理業務を担う店です。フクビ化学工業株式会社との契約が必要です。地域加盟店は登録工務店に部材を供給するだけではなく、地域ごとの登録工務店のまとめ役も担っていただきます。
登録工務店は、お客様との工事請負契約に基づいて、エアサイクルシステムを取り入れた住宅の計画・設計・施工・メンテナンスを行います。エアサイクルの技術を習得してシステムを理解されることが前提となります。
他社と差別化できる
独自のパッシブ工法
実験による実証数値を公開
木造軸組工法(在来工法)に
取り入れやすい
シンプルな部材構成
施工精度、現場の省力化に
配慮し
開発された専用部材
「長期優良住宅」「省エネ基準」
「ZEH」等
最新の国策にも
対応できる家づくり
フクビ化学工業株式会社による
安心のサポート体制と
会員組織の活用
エアサイクルチェーン
加盟
についてお気軽にご相談・
お問い合わせください
設計の方に向けた設計マニュアル、現場の方に向けた施工マニュアルの配布を行っています。ただお配りするのみではなく、入会時はもちろんその後も定期的に技術研修を行い、WEBを通じたオンラインのフォローアップも行います。
自由に使えるエアサイクルチェーン加盟後は、施工マニュアルの説明や現場での施工指導を無料で行い、エアサイクル工法の最新技術を共有いたします。
集客のためのセミナー研修、パッシブデザイン設計の習得セミナーなど、研修会や勉強会を開催しています。
(オンライン/オフライン開催)
外皮計算、構造計算、長期優良住宅やZEH住宅などの申請サポートサービスを準備しています。
断熱性能と同様に重要な住宅の「気密性」。ご要望があれば、エアサイクル本部にて気密測定を実施します。
エアサイクルWEBサイトへ誘導する広告を定期的に配信し、一般のお客様への認知・集客を行っています。また、今、家づくりに欠かせないインスタグラム、フェイスブックなどのSNSの運用を行い、登録工務店様から頂いたお写真を定期的に配信し、全国にエアサイクルの家のファン層を広げています。
1年に1度、施工した家のフォトコンテストを開催し、広く一般の方からの投票を呼びかけ、エアサイクルの周知活動につなげています。
コンセプトブックなどの各種カタログ資料、工法説明用のA1パネル・のぼり旗・看板・工事用シートなどもご用意しています。
工務店様が主催するモデルハウス・お客様邸見学会や、お客様向けのセミナー開催のサポートなどを行います。
福井県本社の実験棟でお客様向けの体感会、登録工務店様との共催イベントなども開催しています。
年1回の本部からの情報配信となる全国大会では、前年度の優秀工務店様を表彰します。また、地域加盟店様主催の地域会も開催されています。※地域により開催状況、開催内容は異なります。
工務店様向けの「エアサイクルニュース」、お施主様向けの「歳時記」を定期的にWEBで発行しています。
エアサイクルチェーンでは、全国大会や研修、地域会など工務店様同士が顔を合わせる機会が多く、そのため遠く離れたエリアや同じ地方の工務店様同士が仲良くなり情報交換を行うなど、たくさんの交流が生まれます。「勉強になった」「今度見学に行く約束をした」など、加盟店様から喜びの声をたくさんいただいております。
自社サイトをお持ちではない、または更新をなかなかできない工務店様は、ぜひエアサイクルのWEBサイトをご活用ください。工務店様ごとにアカウントを持ち、自社サイトのように簡単に施工事例や強みなどをアップできます。見学会などイベント告知や、営業支援も柔軟に対応、きめ細かくサポートを行っています。エアサイクルチェーン本部は、これらの活動の支援や業務に関するご相談への対応などを通じて、会員の皆様を日々サポートしてまいります。
福井県にある実験施設「エアサイクルの里」で様々な技術検証を行い、実測したデータを製品やカタログ資料にフィードバックする取り組みをしています。
建築家とつくったエアサイクルのお手本プラン(2階建てと平屋のプランをそれぞれ複数プランご用意)。敷地面積や方位がマッチすればそのまま使用でき、そのプランをベースに工務店様でアレンジすることも可能です。
エアサイクル工法とは、
機械設備に頼らず自然のちからで
壁体内の空気を動かす工法です。
特徴はダイヤ型の
空気の通り道があるオリジナルの
外張り断熱材。
そして、
「このシステムだけ売ってほしい」と
お問い合わせをいただくほど、
特徴的な床下の断熱システム。
お客様は年に2回、床下と小屋裏の
給排気口を開閉するだけで、
夏涼しく冬暖かいが叶う家です。
長期優良住宅、認定低炭素住宅、ZEH
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
にも対応可能です。
夏のエアサイクルは小屋裏換気口と床下給気口を開け、煙突効果で起きる上昇気流で小屋裏の排熱を促進します。家の中で最も温度が低いとされる床下空間へ給気し、その床下の涼気を壁から小屋裏へつなげることにより、内部空間の温度上昇を抑えます。
冬のエアサイクルは小屋裏換気口と床下給気口を閉じて冷気の侵入を防ぎます。日中に窓から入る日差しや生活熱を利用し、エアサイクル層内の空気を緩やかに動かす事で、建物全体を暖めながら蓄熱します。
家づくりに使う専用の部材は、
独自の外張り断熱材+基礎システム
+床下と小屋裏の給排気口のみ。
シンプルだから、
それぞれの工務店のやり方に
合った方法で家づくりを実現できる
自由さを備えています。
プラキソは基礎部分における断熱と型枠の機能を併せ持った発泡ポリスチレン製の基礎断熱型枠で、軽く扱いやすく、従来の合板型枠やスチール型枠のように取り外す手間がないため短工期での施工を叶えます。一度の打設で打ち継ぎのない一体化した基礎仕上げを実現するコラムベースシステムは、床下全体をすっぽりと断熱しながら、空気の流れを確保します。
12mmの通気層の溝が刻まれた、3×6サイズの押出法ポリスチレンフォームの外張り断熱材。Cmボードは45・50・60mm、Cmボードブラックは45・55・80・90mmと厚みが複数の厚みが用意されており、同素材のコーナー材と組み合わせ家全体をすっぽりと包み、通気の溝を繋げます。留め付けには外張り断熱工法用専用ビスを用います。
軒天に給気口を設け、屋根断熱材の通気層への通気を必ず確保します。Cmボードの取合いについては、防水テープ、角材や発泡ウレタンを使用するなどで防水と気密を確保し、構造躯体を覆うように施工します。断熱材と合板が一体となった暖房効果の高い「桁パネル」は寒冷地仕様です。
床下と小屋裏に設置したエアオープナーは、お施主様に年に2 回開閉を行ってもらいます。床下のエアオープナーは、風の入り口と出口確保するためあい対する場所に設置し、台風などの被害が予測される地域ではウエザーカバーの設置も考慮します。小屋裏からの通気は棟部より排気します。
エアサイクルの仕組みと
エアサイクルチェーンに
ついてよくわかる資料を
お送りします
木が長もちする仕組みと、
それぞれの工務店のやり方に合った方法で
家づくりを実現できる自由さ。
そして何よりシンプルな機構で
自然のちからを活用する、
これからの時代にあるべき
家づくりの方法であること。
エアコンだけに頼って過ごすのではなく
自然のちからで夏涼しく
冬暖かい室内環境を生み出すことに加え、
湿気がこもらず、木が長もちする
エアサイクルの仕組みが、
「自然のチカラを活かす家」をつくりたい
工務店様から高く評価されています。
断熱材のみに頼った工法では、カビや腐朽菌が発生しやすくなり、家の中の木材が腐ってしまいます。エアサイクル工法は、それを解決する方法として、壁の中を空気が流れる仕組みを持つ断熱性を使用し、太陽熱や地熱の力を利用して空気を循環させる。この『流れる空気』というのがいい。カビや菌を繁殖させないためには何よりも乾燥していることが重要です。木材が長持ちすること。すなわちそれは、家が長持ちする、ということです。
「エアサイクル」は、もともとフクビ化学工業株式会社さんと伊藤忠建材株式会社さんの合弁会社でした。だから、部材に関して非常に研究熱心なんだと思います。現場のことが徹底的に考えられた部材は、類似の工法と比べて現場での施工がやりやすい。だから、私達の設計の自由度が確保しやすいんです。
エアサイクル工法は技術的にも機能的にもとても優れたシステムですので、初期費用は確かに掛かります。しかし、その後の断熱環境がもたらす恒久的な快適性と光熱費の削減というメリットを鑑みると、エアサイクル工法を取り入れるためのハードルは決して高くありません。より長く使える“良いもの”を使うことで、結果として安くつくのではないかと思います。
自然素材とエアサイクルは相性が良いんです。エアサイクルが外気との調整をしてくれて、内装材である木材が家の中の空気を調整してくれる、というような関係性だと言えます。それなりにコストがかかるのは“良いもの”だからこそ。これからはもっと多くの人に使ってもらえるようになれば嬉しいです。
お客様にエアサイクルを紹介しても、目に見えない躯体に関わる工法であるが故に、どんなに言葉を尽くしても理解されにくく導入していただくことは難しい。そこで、私たちは現場見学会に加えて、OBのお客様に協力を求めています。実際に住む方からエアサイクルや家づくりに関する実感のこもったお話を聞かせていただくことで、お客様にエアサイクルを深くご理解いただくことができます。
工法というものは最もクレームが出やすいうえに、出たら一発で終わりです。躯体に関わるがゆえに、壊して建てかえることが必要なこともあります。そうなったら、私たちのような中小企業にとっては、致命傷です。お金の問題だけではなく、将来的に受注すらできなくなってしまう可能性があるわけです。エアサイクルシステムにはそういったクレームが一切ない、というのも心強いです。
阪神淡路大震災の際に在来工法の良し悪しが騒がれ、ツーバイフォー工法の方が耐震性に優れているという雰囲気になり、一時はツーバイフォー工法を取り入れるべきか悩みました。しかし築後20年弱のツーバイフォー工法のお宅にリフォームにうかがった時、キッチンの壁裏が湿気を吸いすぎダンボール状化してしまっているのを見て、工法云々より建物の構造内の通気が必要と感じたんです。
家を建てる上で、建築基準法に則って建てるということはもちろん当たり前のことです。けれど、もうひとつ大きく守らなければならないものは風土に合わせた家づくりです。風土というものはその土地に住んで働いているものでないと分かりません。だから、長年ここで培ったこの土地の風土に合わせた私たちの家づくりをそのまま損なうことなく自由に設計できるエアサイクル工法を選びました。