隣接する亡くなられたご両親の家の利用頻度が少なくなった為、建て替えをし、手狭になっているクリニックのスタッフの皆さんの会議や休憩に使えるスペースを設ける計画となりました。奥様が自然素材や断熱に興味を持ち、エアサイクルのホームページから当社にお問い合わせがあり、お話を進めていくこととなりました。
外装にはシラス壁・羽目板を、内装にもシラス壁・赤松の床材等自然素材にこだわった仕上がりです。
南側にある大きな窓からは多くの採光を取り入れ、吹き抜けのロフト部からは北側の高い位置にある窓から採風し通り抜ける、パッシブデザインに考慮した間取りです。
休憩室となる和室は縁側から光と風を取り込むこともできますが、障子を閉めてプライバシーを守りながら休憩時間を過ごすことも可能です。大きな窓を閉めていても地窓から光や風を取り込める配慮もされています。
ロフト部は院長の書斎スペースでもあるので壁面にカウンターと収納を設け、仕事や趣味の時間加え、くつろぐこともできように、限られたスペースを有効活用できる仕上がりとなっています。