昭和30~40年代に建てられたトタン造りの家や昔からある鉄工所に囲まれ、道路幅も2.2mしかない、立地としてはお世辞にも良い場所とはいえない土地でした。
そんな立地でもいかに居心地の良い家にするかが大きな課題となりました。
キッチン左側の部屋は、もしかして両親の面倒をみるかも?ということで予備室的な場所を兼ねて広い空間となっています。
エアコンなども隠せたら・・・と思いますが、お施主様と相談して実用性を採用しました。
ご主人の書斎を設けてあります。入口は敢えて低くして別空間を演出しました。
基本的には、共働きご夫婦メインの家で、子供は居候!という考えで造った家です!
中庭部分は、庇を大きく出し、物干しスペースやご主人のたばこスペースも用意しました。
外構にも手を抜かず、地元の石を使って門柱を造ったり、あえて常緑樹を植えず落葉樹で季節を感じられるようにしました。
落ち着いた空間を演出する中庭。
開放的な吹き抜け空間。
隠れ家的な書斎スペース。