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L型造作キッチンと
バス停待合のある家
2024デザインコンテスト応募作品

L型造作キッチンと
バス停待合のある家
2024デザインコンテスト応募作品

神奈川県 自由設計
施工工務店神奈川エコハウス㈱

建て替え前の家は、間口が狭く短冊状に区画された建売住宅。北側道路で三方の隣家が目の前に迫るため、日当たりが悪く、1階がとても暗い家でした。
元の家では道路側の細い部分にあった水回りを2階に上げ、代わりに玄関回りの収納スペースを充実させました。階段はLDKから上がる形にして廊下を無くし、LDKは15.5帖を確保しつつ、吹抜からの採光と立体的な広がりを獲得しています。
システムキッチンは使わず、BOSCHの食洗機を組み込んだL型の大きな造作キッチンにすることで、広がりを感じるボーダーレスの空間になっています。
南西角に設けた吹抜は、1階だけでなく2階居住スペースの採光にも寄与し、吹抜上には納戸兼仕事場となるロフトを造って、空間を有効活用しました。
また、家の真ん前にバス停があって、敷地内にゴミを捨てられることも悩みの種だったので、思い切って敷地内に待合用のベンチを造りました。ゴミを捨てられることが無くなり、バス利用者からも感謝されているお住まいです。

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