普通の家、なら持たなくてもいい
だけど、もう少し広い家には住みたい。子どももこれから大きくなるし・・・心のどこかでは「家を買いたいな」という思いはあったかもしれない。でも何となく「無理かな」「大変そう」「どうやって見つけるんだろうね?」と話すだけで、積極的な情報収集や住宅展示場に足を延ばすほどの行動には至っていませんでした。
そんな時に何気なく「薪ストーブ」「土間リビング」「ガレージハウス」など、自分たちの好きな言葉で検索していた時に、この家を建てた建築会社さんのホームページにたどり着き・・・興味を惹かれて施工事例を覗いてみると、自分たちの心の中でぼんやりとしていた理想がカタチになっている事例を見つけて、まさに「一目惚れ」。自分たちが探していた暮らしはコレだ!、と思いました。
そこからの行動は早くて、ドキドキしながら建築会社さんに問い合わせすると、私たちの理想に近い暮らしをされているOBさんのお宅に連れて行ってくれて、実際に見て、気持ちが固まりました。
エアサイクルとの出会い
見学したOBさんのお家の吹き抜け空間には包み込まれるような安心感があり、頂いていたパンフレットの「エアサイクル工法」の魅力を実感。
理想的な間取りにできて、さらに「夏涼しくて冬暖かい」が叶うのなら最高ですよね。住んでいた賃貸アパートは、冬場の結露とカビに悩んでいたので、エアサイクルについて色々とご説明していただき、知れば知るほど惹かれていきました。長い年月を過ごす家で、自分たちも家も健康に保てる。見えない構造部分だけど、だからこそこだわりを持つのが大事だと感じ、決めました。
家づくりって、すごい!
今まで「どこに置こう?」「入らない・・・」と思っていたものや、いざ使う時に出し入れが面倒なたくさんの工具類、車のパーツ・・・。それらを全部飾りながら保管。本当に私たちにぴったりです。
吹き抜けの壁はOSBという構造用のパネルで、本来はこの上に壁材を貼るようですが、あえてこの無骨なパネルを見せてます。構造材をむき出しで壁材として使用しても、家全体はエアサイクルの空気の層に包まれているので、暑さや寒さに強いとのこと。実際に暮らしてみて、土間のコンクリート部分では夏は自然のひんやり感が感じられるのに、冬は底冷えするようなこともないんです。外の温度を忘れてしまうくらい。
開放感と快適性、そして収納などの機能面、デザイン・・・家づくりを考えていなかった頃から思うと、こんなにも理想的な生活が手に入ったなんて改めてすごく幸せだな、と思います。
ずっと、自分たちらしい暮らしを
これから子どもが大きくなって、きっと家族の趣味もまた増えていきます。棚を作ったり、外に好きな木を植えたり・・・「家が完成したら家づくりは終わり」ではなく、生活しながら少しずつ手を加えて行こうと思っています。将来、子ども部屋を2つに分けたり、書斎を作ったり・・・なんて、今からワクワクしています。