移り変わる四季、気候風土と見事に調和してきた日本の民家には、先人の知恵があります。
深い軒は、夏には強い陽差しを防ぎ、冬にはたっぷりと陽光を取りこみながら、
軒下空間に陰翳を生みだし、土壁や無垢の木は呼吸をしながら湿気や匂いを吸いこみます。
生命力の強い針葉樹の特性を発揮した無垢の木の家は、優れた機能性はもとより、
自然に映える外観や、木組みの美しさを見せる梁や天井など、構造美としての魅力も併せ持っています。
こうした日本の住まいの原点を見つめ、その知恵を現代に受け継いだのが「森山一樹の家」。
肌感覚にも、心にも、心地良さが連なる家であること。美しさを備えた家であること。
そして、人にも環境にもやさしい家であること。
私達の精いっぱいの想いがそこに込められています。