エアサイクルの家は、床下から家全体に“自然のちからで空気を動かす”仕組みで、
家中の湿度、温度を快適に維持できる室内環境を生み出しています。
家全体をすっぽりと包む壁の中の“空気を動かす”ために開発された、代表的な部材を解説します。
断熱・気密・通気を考え抜いた、
エアサイクル工法の
オリジナル部材です。
地球にやさしいノンホル、ノンフロン断熱材。通気層とパネルを一体にして施工期間を短縮できる、屋根の中の断熱材です。アルミ箔を利用した輻射熱反射効果があります。
経年変化による断熱性能の低下を抑えた、気密性の高い高性能断熱材。アルミ箔両面付で、遮熱性+室内側の熱反射効果も確保します。
桁と桁の間に入れる、断熱材と根太が一体になったパネル。桁の高さで断熱を行うことで、高い気密性の確保と、冷暖房効率を高めます(寒冷地仕様)。
エアサイクル工法の原点。ダイヤ型の通気層で壁の中の空気を循環させます。
独自の通気形状で壁の中に空気の通り道を作ります。ZEH(ゼロエネ)等高性能住宅にも対応する、カーボンを配合させた高性能タイプ(ブラック)もあります。
エアサイクルの原点、ダイヤカットの通気層を持つ断熱パネル。そのデビューは、1984年。ひし形のこの独特の溝の形は、エアサイクル工法の象徴です。いまも日々研究を重ねながら進化し続けており、現行のボードは3代目にあたります。
床下からの冷えを抑える基礎断熱工法。日本古来の「風通しのいい床下空間」に「断熱」を加えています。
基礎の内側と外側に断熱材で覆い、床下からの冷気をシャットアウト。断熱型枠がそのまま断熱になるので、継ぎ目がなく、強い基礎を実現します。
床下空間を分断させず、連続したひとつの空間にする独自のコラムベース基礎は、昔の家と同じように通気性の良い床下空間を生み出し、家の木材を適切な乾燥状態に保ちます。
床下のエアオープナーは、温度を感知して自動開閉するタイプと手動タイプがあります。
小屋裏や天井に設置するエアオープナー。夏は床下から取り込んだ空気を天井裏から排出します。