今回、建物の性能にも拘りを持たれておられました。
耐震性、高気密、高断熱を重視したい。その上でプランの拘りも反映出来たらよいと
いうところからスタートしました。
プランでは3世帯が同敷地内に建つようになることから他の建物の邪魔をしない形や
外観としたいことから、平屋風の佇まいとし懐かしさも感じるような外観としました。
間取りに関しては子供部屋のみ2階にし家族で共有するファミリースペースを広く取る
ようにし、そこからの光を1階に送るようなプランとしました。
続いて高気密、高断熱と言う部分でエアサイクル工法をご提案しました。
気密性をとるためにEZルーフを採用、高断熱とするためにプラ基礎XとCmブラックを
採用しました。当初は吹き付け断熱やセルロースファイバーなどご検討されていました
が気密性と環境性、健康面を兼ね備えたエアサイクル工法にご決定頂きました。
上記で説明の通りご祖父母とご両親の建物が同敷地内に建っております。
日当たりはもちろん景観的にも邪魔しない佇まいとしました。
解放感と家族の繋がり、光の取り込み、風の抜け全ての役を持っている大空間吹き抜け。
吹き抜けは勾配天井としただ広く高く取ったものとは違い光の広がり、風の流れを考慮した形としました。
2階には主に子供部屋の機能を配置しました。
また家族との共有スペースを間に設け緩やかに1階との繋がりをとっています。
ギリギリの高さまで2階の天井高を下げ、隠れ基地のような空間としました。